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【02.09.04】共産党県委、知事に再要請

愛知万博開催返上を

2002年9月6日 「しんぶん赤旗」

万博中止、開催返上と諸問題解決を申し入れる党県委員会と県議団 <写真>万博中止、開催返上と諸問題解決を申し入れる党県委員会と県議団=4日、愛知県庁

 日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)と同県議団(きしの知子団長)は4日、愛知県の神田真秋知事に対し、改めて、愛知万博の中止、開催返上を求めるとともに、万博開催にともなう関連事業で自然環境や住民への被害を回避するよう申し入れました。県、名古屋市、春日井市、長久手町の党議員や関係市・行政区の県政担当者(県議候補)が参加しました。

 申し入れの内容は▽海上(かいしょ)地区周辺で営巣が確認されたハチクマの保護策▽住環境を壊すゴンドラ建設の白紙撤回と正規の環境影響評価の実施▽青少年公園の環境影響評価手続きのやり直し▽長久手町オヨナガ池跡地の万博公式参加者の宿泊施設(万博後は県営住宅)建設中止▽春日井市大泉寺町の農地を住民合意なしにシャトルバス駐車場にしないこと▽東部丘陵線の需要見通し、地下鉄との輸送量の違いによる混雑の解消、HSSTの電磁波の影響調査▽会場アクセスや宿泊施設のバリアフリー化の具体的方針――です。

●春日井市の駐車場は住民との合意が前提

 県側は春日井市の駐車場は住民合意なしに建設しないと回答。電磁波については、最近の国立環境研究所による小児白血病発症率の疫学調査で、資料が入手できれば、検討することを約束しました。他の諸問題も後日、文書で回答すると約束しました。

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