愛知万博アセスへの意見に 市民の声反映して
市民の会 経産、環境両省に要請
2002年5月25日 「しんぶん赤旗」
愛知万博の環境アセスメントに意見する市民の会(代表世話人、宇佐見大司、金森正臣両氏)は22日、平沼赳夫経済産業相と大木浩環境相に対し、愛知万博の環境影響評価(案)に対する意見に、市民から出された意見を反映させるよう要請しました。
また、地元、長久手町民から環境破壊との声が出ている万博の交通アクセスの東部丘陵線(リニアモーターカー)工事のアセスメントを行うよう要請しました。
一行は、世界自然保護基金(WWF)日本委員会、日本自然保護協会、日本野鳥の会にも同様の問題提起を行いました。WWFでは「きちんとしたアセスが実施されてこそ参加できる。きちんとしたアセス、チェック機能がクリアされた時点で、意思表示をしたい」という考えが示されました。
両省への要請には日本共産党の八田ひろ子参院議員、堀一県議も同席しました。