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愛知万博 財政難のなかなぜやる?
福祉にこそお金使うべきでは
昼休み署名 共感次々

2002年4月4日 「しんぶん赤旗」

昼休み署名行動 「愛知万博の中止・返上と、県民の生活向上を求める署名」運動に取り組んでいる愛知県の革新県政の会は3日、名古屋市中区栄の三越前で、昼休み署名行動をおこないました。寄せられる声は、高齢者からも若者からも「無駄遣いでは」の声がほとんど――。会では、5月末に決めている署名運動期限まで、さらに盛り上げを目指します。

 名古屋市内の会社役員、荻野勝彦さん(68)は「国、県、市の現在のひっ迫した財政のなかでなぜやるのでしょうか。過去の万博を見ても成果は知れています。行政の独り善がりが先行しているのではないでしょうか。私の職場のなかでもそういう声は多いですよ」といいます。

 千種区の主婦、盛田美津子さん(69)は「財政難というのになぜやるんでしょうか。もうからないと思いますよ。それよりも、もっと特別養護老人ホームをつくるなど、福祉にお金を使うべきではないですか」

 フリーターの花堂勇さん(19)は「無駄なことにお金を使うなというのはそのとおりと思う」と、 友人とともに署名のペンをとりました。

 同会は、県下の各地の運動と合わせ、毎週水曜日の昼休み、同所と、金山総合駅前、県庁前の3カ所で順ぐりに署名行動を続けています。この日もその活動の一環。羽根克明事務局長、見崎徳弘愛労連議長、祖父江儀男日本共産党副委員長ら十人を超える人が参加しました。

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