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愛知青少年公園を閉鎖
万博を理由に 残念がる県民

2002年4月1日 「しんぶん赤旗」

 2005年愛知万博の「開催準備」を理由に、多くの人々に親しまれてきた愛知県長久手町の「愛知青少年公園」が3月31日、閉園されました。

 満開の桜、天候に恵まれたこの日も、若いカップルや夫婦、弁当を手にした家族連れでにぎわいました。

 小学生の息子とキャッチボールをしていた父親(38)は、「瀬戸市から近いので、よく来ます。万博のために閉鎖までするかねえ」とあきれ顔。

 夫婦でジョギングをしていた男性(44)は、「土曜日は、多くのトライアスロンの愛好家が、練習に使っています。車が来ないので、自転車を含めた練習に最適な場所だったのに・・・」と話しました。

 同公園は、1970年に開園。96年に開館した「県児童総合センター」は、人気が高く、約50万人がくり返し利用していました。同公園の広報担当者は公園の再開について「万博終了後、再開を予定している」と話しました。

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