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万博のための閉園反対
青少年公園でずっと遊びたい
親子の会が宣伝・署名

2002年3月28日 「しんぶん赤旗」

 2005年愛知万博のために3月いっぱいで閉園される愛知県長久手町の愛知青少年公園。ここでずっと遊びたいと、同町に隣接する名古屋市名東区の母親たちでつくる「愛知青少年公園を利用する親子の会」は27日、同区内で学習会と街頭宣伝に取り組みました。

 同区や長久手町、尾張旭市の母親たちが参加。「昨日も子どもと青少年公園に行き、楽しみました。町内は万博のためのアクセス工事で、通学路の歩道が狭くされ、危険な思いをしています」=長久手町の竹下好子さん(43)=など、体験がこもごも語られ、ずっと遊べるように声をあげていこうと話し合われました。

 公園内にある児童総合センターの構想、設計にかかわった山下博さんと同氏の紹介で、国際的な育児・教育サービス関係の作家、ブライアン・アシュレー氏からメッセージが寄せられました。

 参加者は同区の地下鉄藤が丘駅までパレードし、駅前で署名・宣伝。駅前売店の女性(63)=尾張旭市=は「最近も孫と青少年公園に行ったよ。空気がきれいで、お金がかからない。万博は森をなくすし、財政がきびしいのにお金をかけるから好きじゃないね」と話していました。

 日本共産党の堀一県議、田中節子市議、斉藤愛子党東部地区副委員長も参加しました。

署名を呼びかける人たち 青少年公園を残してと署名を呼びかける人たち=27日、名古屋市名東区

 

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