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愛知県長久手町
万博中止求め集会
暮らし、自然犠牲にするな

2002年2月18日 「しんぶん赤旗」

 計画内容が右往左往している愛知万博に反対する住民有志らが16日、愛知県長久手町の文化の家で「2・16長久手集会」を開きました。約70人が参加しました。「愛知万博中止の会」、「愛知万博から海上の森を守るネットワーク」の主催。

 参加者から、「万博会場の海上地区周辺で、猛きん類の『ハチクマ』(別項)の営巣が昨年確認されたにもかかわらず、市民に情報公開していない」との情報提供があり、14日には、4つの自然保護団体が、万博協会あてに、ハチクマ営巣について見解をただす、「緊急質問状」を出したことを報告しました。

 日本共産党の原田秀俊長久手町議は、「下水処理施設の拡張、東部丘陵線のためなどの万博偏重の予算で、町民の生活が犠牲になっています。本当にやっていいものか、もっと検討すべき」と指摘しました。

 集会後、「勇気ある撤退を」と万博中止を訴え、デモ行進しました。

ハチクマ
愛知県レッドデーター記載種で、絶滅危ぐ2類に指定されています。オオタカより危ぐランクが上です。

「勇気ある撤退を!」と愛知万博中止を求めるデモ行進する参加者と原田町議(右奥)=16日、愛知県長久手町

 

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