【万博】2003.07.28-08.03の動き
●愛知県国際博推進局に7月30日入った連絡によると、愛知万博にオセアニアのパラオが参加表明した。これで正式表明は、113か国・8国際機関となった。
●オーストラリアのジョン・マッカーシー駐日大使が7月31日、愛知万博への参加を愛知県に直接伝えるため、県庁に長谷川信義副知事を訪れた。
●博覧会協会は8月から、愛知万博長久手会場の建設現場の公開を始めた。
●2000年のドイツ・ハノーバー博を指揮したハノーバー市長のヘルベルト・シュマルスティーク氏が1日、県庁に長谷川信義副知事を訪ねた。 ヘルベルト氏は、ハノーバー博の閉幕式で博覧会国際事務局(BIE)の旗を神田知事に手渡した市長で、愛知県とは万博開催地同士として交流を深めていた。姉妹都市の広島市へ向かう途中、愛知万博の会場見学を兼ねて立ち寄った。
●博覧会協会は1日、愛知万博会場周辺に、5か所の駐車場を設置することを明らかにした。同協会では、さらに2か所程度の駐車場設置を計画しており、場所の選定を進めている。
設置が決まったのは、愛知県長久手町長湫地内の2か所と、尾張旭市北山町、藤岡町西中山、三好町福谷の計5か所で、合わせて約48ヘクタールの用地を確保した。同協会によると、1日に15万人が入場した場合、約1万台分の駐車場が必要となる。今回の5か所で数千台分は確保できたが、協会では「まだ少し足りない」としており、約2500台が駐車できる名古屋空港駐車場などを中心に、駐車場探しを進めている。また、5か所の駐車場は交通渋滞緩和を図るため、会場から少し離れた場所にあり、いずれもシャトルバスで会場まで客を運ぶ。
●マンモスの成獣をシベリアの永久凍土から発掘し、愛知万博で展示するため、第一次調査団の一行3人が2日正午過ぎ、成田空港発のアエロフロート・ロシア国際航空機で、モスクワに向けて出発した。
●愛知万博メーン会場の長久手町は2日、同町のトヨタ博物館で、開幕600日前イベントとして、「ながくて国際シンポジウム」を開いた。万博開催に向け、町民らがどのように国際交流にかかわっていけるかを議論した。
●瀬戸市上山町3丁目町内会は、住民合意が無いままのゴンドラ建設計画の決定は認められないとして、工事説明会の前に計画そのものの説明会を開催するよう協会と県・瀬戸市に要望書を提出した。
●県万博推進局はW杯サッカーのように市町村レベルで参加国を応援してもらい、交流を深め万博を盛上げようと、「1市町村・1国フレンドシップ」事業の縁組み作業を希望を元に進め、今月中にパートナーを決定する。
●県内の社交ダンス団体が一堂に会した「愛・地球博ダンスフェスティバル」が3日、名古屋市中区の県体育館で開かれた。県内のプロ、アマ全団体が万博を盛り上げようと「愛・地球博を応援するダンス団体連合会」を結成し、企画。約900組が参加し、約6000人の観客が来場した。