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【万博】2003.04.15-04.21の動き

●愛知万博を広く知ってもらおうと、「愛・地球博ふるさと大使」の東海和歌山県人会・山口春三会長(トヨタビスタ東名古屋社長)らメンバー12人が15日、木村良樹・和歌山県知事を表敬訪問した。 同県熊野川町出身の山口会長は「目標入場者1500万人の1%が和歌山から来てほしい」と、修学旅行や団体旅行で万博を訪れるよう協力を求めた。マスコットキャラクター「モリゾー」と「キッコロ」の人形を受け取った木村知事は「愛知で勤務したこともあり、愛着がある。できる限り協力したい」と約束した。

●愛知県国際博推進局は15日、愛知万博にアフリカのナイジェリアとコンゴ共和国の2か国が参加表明したことを明らかにした。正式表明はこれで85か国、7国際機関になった。

●博覧会協会は17日から20日まで、名古屋・栄のナディアパーク2階アトリウムで、愛知万博の魅力を紹介する展示会を開いた。

一方、17日は会場計画や参加方法の説明会も開かれ、在名の外国公館や自治体などからの招待者約400人を前に、坂本春生事務総長が「公式参加国数も間もなく100か国の大台で、会場の形も見えてきた。今後は宣伝に特に力を入れていきたい」とあいさつ。続いて原田鎮郎さんら協会のチーフプロデューサー3人が映像を交えながら、陶土や、まきの採取で「はげ山」だった両地区一帯が近代砂防技術などで緑がよみがえったことなどを紹介した。

●愛知県国際博推進局は16日、愛知万博に南米のベネズエラと旧ソ連のアゼルバイジャンの2か国が参加表明したことを明らかにした。正式表明はこれで87か国、7国際機関になった。

●中部電力など電力10社で構成する電気事業連合会は18日、愛知万博に出展するパビリオン「ワンダーサーカス 電力館」(敷地面積約5000平方メートル)の概要を発表した。来館者が電車型の乗り物に乗車し、宇宙空間など8シーンを約10分かけて体感する。事業費25億円を投じる。乗り物は長さ30メートルの巨大な万華鏡の中をくぐり、幻想的な海の世界を表現した「サンゴの駅」や、暗闇の中で森の動物や自然界の音が聞こえる「フクロウの駅」などを通過する。レールが地上15メートルの高さのところで、パビリオン外にいきなり飛び出す演出もされる。総合アドバイザーには、作曲家の三枝成彰氏が就任し、テーマ音楽を製作する。環境保全対策として、パビリオン前の庭の噴水や空調の電源に太陽光発電や燃料電池を使い、鉄骨や外壁には再利用の可能な資材を使う。

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