【03.01.22】空建設問題で池住さんに期待
地元住民の要望次々
2003年1月22日 「しんぶん赤旗」
<写真>空港工事現場を視察する
池住候補(中央)=20日、常滑市
愛知県知事選(二月二日投票)をたたかう「みんなで愛知を変えよう会」の池住よしのり候補は二十日、常滑市沖の中部国際空港建設現場を地元の人たちといっしょに視察し懇談しました。地元の人たちからは建設強行への怒りの声が噴き出ました。
知多横断道路(空港アクセス道路)問題の活動をしている女性は「十年前に計画案は出来ていたが住民説明は最近。説明も十分でない。計画案の全面的公開を」と話しました。多屋地域の男性は「アクセス道路建設で地元の鎮守の森が破壊され神社が移転になる。やめさせたい」と訴え。
小鈴谷(こすがや)地域の漁師は「空港建設などで、ノリ養殖業者は七十軒から二十九に減った。アサリの収穫も減り漁業で生活は大変」と語りました。
「空港島、前島の工事以後、潮流の変化で多屋地域の堤防が削られている。台風の高波被害が心配」など発言が相次ぎました。
池住候補は「空港は一時工事を止め、採算性、環境など全面公開で検討する。前島は白紙撤回する」と話しました。