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【02.09.18】名古屋空港問題で「存続を求める会」が
知事、航空対策課に要望

空中給油・輸送機配備を許すな

2002年9月18日 「しんぶん赤旗」

 愛知県春日井市、小牧市、豊山町など、名古屋空港周辺の団体、住民らでつくる「自衛隊基地強化反対、名古屋空港存続を求める会」はこのほど、神田真秋知事に「名古屋空港にかかわる要望書」を提出し、県航空対策課と話し合いました。

 二〇〇五年に中部国際空港が開港した場合、県は名古屋空港をGA空港(小型機空港)にする方向を打ち出していますが、需要など実現性に強い疑問が出ています。その一方で、現在名古屋空港を共用している航空自衛隊小牧基地の強化がはかられる危険が強まっています。

 求める会側は、「GA空港の主体になる中日本航空などのコミューター航空路線は引き続き残るのか」「中部国際空港開港後の名古屋空港の管制は、県が空港の設置管理者になった場合、国土交通省に管制を委託すること」「ボーイング767空中給油・輸送機の小牧基地配備が有力と伝える報道があるが、県は断固反対・配備阻止の立場を貫き、基地強化をさせないこと」などを要請しました。

 航空対策課側は「コミューター航空路線は航空会社がきめることで、どの会社のどこの路線が名古屋空港に残るのかはっきりしていない」「管制は国土交通省か防衛庁しかできないので、国がきめること」「ボーイング767空中給油・輸送機のことは国から何も聞いていないので答えられない」などとのべました。

 要請には日本共産党の林信敏県議も同席しました。

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