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【02.07.12】健康と環境守れ!いっせい行動

環境・住民団体 知事と懇談

県側表明

空港前島・・・カジノのためではない

春日井産廃・・・審査会議事録公開を検討

2002年7月13日 「しんぶん赤旗」

林信敏県議 <写真>神田知事(左手前から3人目)に要求を出す住民側(右側)=12日、愛知県庁

 愛知県内の環境・住民団体は12日、第26回「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」として、県側と懇談しました。

 「中部国際空港建設見直しを考えるネットワーク」など21団体で作る同実行委員会は、国と公害企業を断罪した名古屋あおぞら裁判後の県の責任、空港対岸部(前島)へのカジノ構想、産廃処理場反対、愛知万博計画、伊勢湾・三河湾の浄化、福祉団体への補助金カットの復元など、多彩な要求について、直接、神田真秋知事らの考えを聞きました。

 前島のカジノ構想について、神田知事は「県民の議論としてはあるが、教育、治安の面で否定的意見もある。前島(建設)はカジノのためではない」と答えました。

 春日井市松河戸の産廃処分場に反対する住民が、建設許可申請を審議する審査会の公開を求めたことに対し、県側は審査会の公開はできないとしつつ、議事録公開は検討してみると答えました。

 参加者は、「干潟や藻場が埋立てで消失している。埋立て事業の凍結、計画の見直しを」(三河湾環境団体)、「補助金カットで、会報発行や集会参加もままならない。元に戻して」(障害者団体)など切実な要求を訴えました。

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