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【02.07.02】県議会委で林県議

名古屋空港の軍事化反対を

2002年7月6日 「しんぶん赤旗」

林信敏県議

 中部国際空港開港後の名古屋空港のあり方について、日本共産党の林信敏県議が2日の愛知県議会企画環境委員会で取り上げました。

 自衛隊と共用する名古屋空港の基地機能強化に反対する周辺市町に対し、神田真秋知事は、県が新空港開港後の名古屋空港の設置管理者になることを表明しています。

 林県議は、周辺住民が基地強化を心配する管制をどこが担当するのか、配備の増強や米軍の使用を認めないのか、と県側の姿勢をただしました。県側は「管制は国土交通省と防衛庁が決めること」「米軍の使用は現在も日米地位協定で認められている」と答え、周辺市町や住民の不安にこたえる姿勢を取りませんでした。

 林県議が名古屋空港のGA化(コミューター航空などの使用)で、民間機に対する自衛隊機の着陸回数の割合が増えるとただしたのに対し、県側は自衛隊と共用する同種の空港と比べ、那覇を除いて、自衛隊機の割合が多いことを認めました。

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