HOME > 資料集 > 空港問題特集 >

<<バックナンバーのインデックスへ

自衛隊C130H輸送機事故
小牧基地に党が要請
訓練再開を批判 原因究明、地元説明を

2002年4月9日 「しんぶん赤旗」

 自衛隊小牧基地所属のC130H輸送機が油圧系統の故障で名古屋空港に緊急着陸した問題で5日、日本共産党の堀一県議と、地元の市・町議が、同基地に、原因の徹底調査をおこない、市民に公表するまでは同機の訓練飛行をしないことなどを申し入れました。安保破棄・諸要求貫徹県実行委員会と、県原水協、県、小牧市、春日井市の各平和委員会も、ともに申しれをしました。

 同機の故障はことしに入ってからだけでも3回目。自衛隊は事故発生当日の2日夜から、関係自治体への連絡もしないで同機の飛行訓練を再開しており、原因究明もすまず、地元への詳しい説明もないのになぜ飛行させるのか、などと追及。

 自衛隊側の説明では、油圧部品の金属疲労が原因とされましたが、故障で油圧での操作ができずに、手動で操作しなければならない重大な事故だったことが明らかになりました。同基地に配備されている同機種のうち、一定の使用期間が過ぎた同部品を交換中で、交換予定の機を飛行させていることもわかりました。

 内田謙、内藤富江春日井市議、竹内里美、安江美代子小牧市議、野崎八十冶豊山町議、柳沢けさ美党春日井市県政対策委員長も参加しました。

▲ このページの先頭にもどる