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名古屋空港管制移さないで
八田参院議員ら国交省に申し入れ

2002年1月25日 「しんぶん赤旗」

 名古屋空港周辺の市、町の市民と日本共産党の八田ひろ子参院議員、林信敏県議は24日、国土交通省を訪ね、中部国際空港の建設を強行した場合でも、名古屋空港の管制などをおこなう空港設置管理者を防衛庁に移さないことを申し入れました。

 国交省は飛行場部管理課空港地域活性化調整室の梶原輝昭課長補佐らが応対。中部国際空港開港後の名古屋空港の空港設置管理者問題については、同省、防衛庁、愛知県で協議中で、結論は出していないとのべ、“防衛庁が管理する”との一部の報道を否定しました。

 防衛庁にも同趣旨の要請をし、応対した寺島一郎長官官房施設課部員らは「設置管理者の件は考えていない。現時点で管制業務を受託する方針は有していない。ただ、今後、国交省の意向を踏まえて検討していく」と回答しました。

 国交省には、中部国際空港建設中止と、名古屋空港の従来どおりの民間空港としての有効活用をすることも求めました。

 申し入れには、日本共産党の内田謙・春日井市議、安江美代子・小牧市議、野崎八十冶・豊山町議、柳沢けさみ・春日井市県政対策委員長も参加しました。

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