HOME > 資料集 > 空港問題特集 >

<<バックナンバーのインデックスへ

【空港】2003.06.02-06.08の動き

●県企業庁は空港島の一部と前島に造成される「中部臨空都市」第1期分31.4ヘクタール70区画の分譲受付を開始した。価格は1平方メートル10〜17万円、受付締切りは今月30日。初日、ホテル・運送業者が申請、審査し7月末決定。

●知多横断道路建設に土地トラストで反対13人の土地90平方メートルを、県は強制収用、工事に着手した。住民側は、国交省に不服審査請求中だが収用手続きは停止されず、請求が認定されると現状復帰義務を県は負うことになる。

●空港会社は、空港内での買い物や飲食ごとにポイントが加算される、特典付き会員カードの導入を検討している。空港ビル内の全店舗を対象とし、クレジットとも提携、固定客獲得の切り札と期待している。

●ベトナム副大統領が愛知県公社を訪問、医療支援人感謝を表明し、ベトナム航空の新空港直行便を飛ばしたいと発言した。名古屋空港にない新規路線開設の意向表明は初めて。

●新空港開設に伴い、名古屋空港の設置管理から撤退する国土交通省は、騒音補償を巡る関連予算の打切りや周辺「公園」の購入・返却を県と関係自治体に伝達した。本年度の補償関連予算は3市1町で15億7千万円になる。

●新空港の工事が始まって3年、「空港景気」を期待した地元常滑では、長引く景気低迷に「経済効果」の実感は乏しい。「空港工事があるだけまし」の声もあるが、事前の目算は大きく狂い、経済効果は試算した200億円の10分の1程度という声も。

●新空港開港を見据え、名古屋空港の利用を促進する「旅立ちは名古屋空港から」キャンペーンを、東海3県・名古屋市・地元財界が一体となって推進を開始した。ポスター掲示や海外出張に地元空港利用呼びかける。

▲ このページの先頭にもどる