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【空港】2002.08.20-08.26の動き

●愛知万博開幕直前の開港を目標に、愛知県常滑市沖で建設が進む中部国際空港の予定地で19日、対岸部から人工島(約580ヘクタール)に連絡橋を使って、作業員のバス輸送が始まった。初日は午前6時すぎ、駐車場で16台の大型バスに乗り換えた作業員が連絡橋経由で次々と島に入った。

●愛知県道路公社発注の中部国際空港アクセス道路建設工事3件について、談合情報が寄せられたため、入札を延期している問題で、公社は22日、「談合は確認できなかった」として、27日に入札を実施することを決めた。入札に参加予定の62社から事情を聞いたが、全社が談合を否定したため、業者間で談合をしたことを裏付けることができなかったとの結論に達した。

●国土交通省は23日、2003年度予算の概算要求で、中部国際空港の事業費を本年度予算1141億円にやや上乗せした1150億円超とする方針を固め、最終調整に入った。 公共事業費の3%削減が求められる中、地元が強く要望している愛知万博が開幕する05年3月に予定通り開港させるための事業費を確保する考え。

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