【空港】2002.04.02-04.08の動き
●UFJグループのUFJ信託銀行は2日、中部国際空港会社(名古屋市)から、株式事務を扱う証券代行業務を受託したことを明らかにした。証券代行業務は、株主名簿の管理や株式の名義書き換え、株主総会招集通知の発送など、株式に関する業務全般を行う。同行は、証券代行業務を得意分野としていて、既にトヨタ自動車や中部電力などから代行業務を受託している。今後も旧東海銀行の中部地区での顧客基盤を生かして、受託先を拡大したい考え。中部国際空港会社からは1日に正式受託した。同行は「ビッグプロジェクトとして期待される業務に絡める意義は大きい」としている。
●米通商代表部(USTR)は2日発表した02年版の貿易障壁報告書で、中部国際空港建設や新千歳空港関連など日本各地の大型公共事業への米企業の参入状況について、特に注意を払う方針を盛り込んだ。
このほか空港では、不公正な貿易慣行に対し東京国際(羽田)空港や関西国際空港関連、神戸、新北九州の両空港建設を取り上げた。