【空港】2002.03.26-04.01の動き
●中部国際空港の建設海域近くにタコつぼを置かれ、工事に支障が出たとして、空港会社が愛知県常滑市の漁業者を相手取り、妨害行為の禁止を求めていた訴訟で、同社は3月25日、漁業者が妨害行為をやめ、空港会社が損害賠償を請求しない条件で和解が成立したと発表した。空港会社は昨年3月、漁業者が設置したタコつぼで「工事に支障が出ている」として妨害禁止の仮処分を申請。同5月、名古屋地裁が申請を認める決定をした。漁業者は自ら撤去したが、空港会社が提訴していた。
●中部国際空港への海上アクセス運航事業者を四日市市が公募していたが、最終日の3月25日「五島産業汽船」(本社・長崎県)1社が応募した。昨年9月の前回公募で応募者がなく事業化が危ぶまれていた。
●愛知万博の会場のバリアフリーを話し合う検討会が3月29日、名古屋市内で開かれた。今月中に策定するガイドラインはまとまらず、ソフト面の対策などを小部会に分かれて検討した後に、策定する方針を固めた。
●愛知万博で環境にちなんだ食の名物を残そうと、「一緒に作ろう、愛知に残すエコ名物」公開討論会が3月30日、名古屋市内のレストランで15人集まって、行なわれた。
●中部電力は、2月28日と3月1日に開いたチャリティーコンサートの入場料と、観客が寄せた愛知万博への応援メッセージを書き込んだ横断幕(縦1・3メートル、横2・7メートル)を博覧会協会に寄贈した。
●くての会が3月30日、青少年公園のギフチョウの見学会を催し、約20人が参加した。