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【03.03.07】名古屋市議会でうめはら、わしの、田口議員が質問
3月7日「しんぶん赤旗」
うめはら議員 耐震改修で無利子融資要求 防災拠点整備も
名古屋市議会は5日、本会議を開き、日本共産党のうめはら紀美子市議は、地震対策などについて質問しました。
うめはら市議は▽新年度予算案で木造住宅4000戸の耐震診断を計上したが、耐震改修助成は100件しか計上していない。助成額も、市、県各30万円しかなく、横浜市では最高540万円、無利子400万円の貸し付けをしている。無利子の融資制度の創設を▽区役所、病院など防災拠点になっている89棟中、16棟が耐震基準を満たしていない。改修を急ぐべきだ。市営住宅の耐震未改修が来年度以降も36棟残る。新年度の改修予算は3700万円で阪神大震災直後の1996年の8%にすぎない。改修計画はどうなっているのか。▽地震災害時のお年寄りや障害者の避難誘導など、弱者対策を検討するべきだ―とただしました。
市側は、災害時の弱者支援は具体策を検討しているところと答えました。
耐震改修が残る36棟の市営住宅は構造上、居住者の移転など課題が多いなどと答弁しました。
わしの、田口議員 障害者支援費での補助策を 道路建設は環境に配慮して
5日、開かれた名古屋市議会本会議でわしの恵子、田口かずと両議員が質問に立ちました。
わしの市議は4月からの障害者支援費制度について、障害者・家族をはじめ障害者団体などから不安の声があがっているとし、▽申請手続き不備による未申請者への対策▽施設整備の遅れによる待機者の解決▽在宅ホームヘルプサービスのヘルパー増員▽支援費制度にともなう負担増になる人への補助―などを求めました。
市側は「財政難で施設整備、ヘルパー増員の実施計画が目標を下回っている。引き続き基盤整備の充実に努める」「申請案内を引き続きおこなう。支援費へ移行にともない負担増にならないよう補助をする」と答えました。
田口市議は、都市計画道路弥富相生山線、環状2号線など環境に配慮した道路建設について質問しました。