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【03.02.24】福祉切り捨て・市民犠牲やめよ 万博、空港こそ削れ−日本共産党名古屋市議団が予算案学習会
2月24日「しんぶん赤旗」
日本共産党名古屋市議団が呼びかけた「市民の福祉・くらしをまもる学習会」が22日、名古屋市中区の昭和ビルで開かれました。同市の新年度予算では福祉給付金の対象者の大幅カットなど、福祉施策の後退などが打ち出されています。市民に痛みをしいるなと会場いっぱいの100人の市民が参加しました。
村瀬たつじ団長は「愛知万博・中部新空港など大型公共事業をいっそう推進する一方で、福祉を廃止・縮小し、市民に犠牲を押し付ける予算案」と批判、福祉、くらしを守るため予算の修正を求めると述べました。
愛知県社会保障推進協議会の加藤瑠美子事務局長が「全国に誇れる福祉」を実現した市民運動を紹介、福祉を守り発展させる運動の重要性を訴えました。
江上ひろゆき市議が十人の市議団になり議案提案権をいかし、乳幼児医療費助成制度の拡大や介護保険制度の改善、議会改革にも積極的に取り組んだ市議団の実績を報告。
参加者からは「勤務していた病院では昨年10月の医療改悪以後に外来患者が減った。特に国保の人が激減している。福祉給付金制度がなくなるとお年よりの診療抑制がますます増えて心配だ」と医療現場の状況が語られました。「財政赤字で市バスの路線廃止や運行本数の削減で不便になる。運動をしてバスの削減を止めたい」など福祉、くらしの予算が削られることへの批判と市政の転換を求める発言が次々と出されました。