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【03.01.18】井桁氏「新世代の政治」というが・・・
2003年1月18日 「しんぶん赤旗」
愛知県知事選(二月二日投票)に立候補した前県議の井桁亮候補齲鵐。「なれ合いの県政を打破し、新世代の政治が必要」(第一声)とぶちます。しかし、その本音は――。
○…告示前の十五日に開かれた知事選候補者の公開討論会。
井桁氏は「現県政は安易に借金を積み上げ無駄な事業をし、財政を硬直化させた」と批判して見せました。しかし、県議在任中に愛知万博、中部国際空港など無駄な大型公共事業推進の予算案にすべて賛成したことにはだんまりです。
中部国際空港について、みんなで愛知を変えよう会の池住よしのり候補(58)の「工事を中止し、採算性など疑問点の論議が必要」との発言に、井桁氏は「心情的には池住氏と同じ。ここまで工事が進行したら中止は無理。がれきの山になるだけ」と無責任な発言です。
○…愛知万博についても井桁氏は「ここまで進んだら、どうするか住民投票で決める」
池住氏の「井桁さんは二〇〇〇年の議会で住民投票条例は必要ないと県議会で発言した」との批判に、「当時は会派の意向があった。私は微妙と思っていた。その後にアメリカの例など研究し、住民投票の必要性を知った」と言いわけに終始しました。
井桁氏は、小泉首相の靖国神社参拝について「こそくに新年に行くのは問題。行くなら八月十五日に」といいました。
改革を言いながら、その実は、悪政の手助けと古い政治姿勢ということのようです。