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【03.01.10】有事法制には不服従 愛知県を平和の発信基地に 池住知事候補の発言(要旨)

2003年1月10日 「しんぶん赤旗」

  愛知県を平和のメッセージを発信する発信拠点にしようと訴える池住さん(写真)。憲法違反の有事法制には知事になっても不服従を貫くと明言します。このほど名古屋市内でおこなわれたつどいでの池住さんの発言(要旨)を紹介します。

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 有事法制には、はっきり反対です。憲法九条のどこを見ても、行間を見ても、“普段は戦争放棄、武力をつかわないということだが、でもときどきは間接的に、後方支援をしたりすることもある”などとは一行も書いてありません。

 (基本的人権を定めた)憲法二五条には、“時どきは集会の自由とか、結社の自由とか、移動、交通アクセスの自由だとかが制限、縮小される、我慢してもらうことがある”などとは一言も書いてありません。

 有事法制は憲法違反、非合法です。非合法のものには服従する必要はありません。私は、知事になっても、これには不服従を通そうと思っています。

 (そういう対応をすることは)大変なことだということはよく分かっていますが、(NGO活動で)アジアの人と三十年出会ったなかで、これだけは私の生き方として曲げることはできないのです。そのために逮捕されたら、それは名誉ある逮捕です。

 (愛知県を)本当に日本、とくに永田町に向けて、アジアに向けて、世界に向けて、平和を発信する発信拠点、発信基地にしたいと考えています。


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