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【02.12.03】住民犠牲の経常費削減 名古屋市に抗議の座り込み

2002年12月3日 「しんぶん赤旗」

2002年12月3日 「しんぶん赤旗」

 名古屋市が来年度予算編成にあたって経常経費などの20%削減を打ち出しており、これに反対する「市民犠牲を許すな連絡会」(矢崎正一代表)は二日から市役所前で座り込みを始めました。六日までおこないます。(写真)

 初日の二日は、連絡会参加の十数団体から約百人が参加。中村区で水道工事業を営む吉里政治さん(49)は「中小業者は仕事がなくて借金が増えるばかりで大変です。こんな状況で来年から名古屋市の成人検診が有料化になったら業者は検診にいかない。市民の命にかかわる予算は削減しないでほしい」と話します。学童保育所の指導員をしている田村一志さん(38)は「いまでも運営が財政的にきびしい学童保育所が多い。来年から補助金を削減されたら困る」と話していました。

 十人の日本共産党名古屋市議団全員がかけつけ、村瀬立二団長が「市民犠牲の経常経費など二十%削減に反対します。みなさんと力をあわせて市民生活を守ります」と参加者を激励しました。


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