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【02.11.26】党愛知県委、議員・候補ら政府交渉 「サービス残業の実態調査公表せよ」「汐川干潟のラムサール条約登録を」
2002年11月26日 「しんぶん赤旗」
<写真>環境省と話し合う党愛知県委員会の人たち。右から3人目は八田ひろ子参院議員、4人目は佐々木憲昭衆院議員
日本共産党愛知県委員会の、きしの知子、堀一両県議らは二十二日、厚生労働省、国土交通省、環境省を訪ね、切実な県民要求の解決を要望しました。佐々木憲昭衆院議員、八田ひろ子参院議員も同席しました。
厚労省では、「『また飛んだ』と労働者の飛び降り自殺を知らせるメールが寄せられている」など、労働者から届けられている職場の過酷な状況も伝え、「愛知労働局管内のサービス残業の実績内容を公表すべきだ」と求めました。省側は「公表について流れとして当然検討している」と回答しました。
緊急地域雇用創出特別交付金制度の雇用期間の延長については、現行制度が教員など四種の職業に限定しているのを緩和し、広げる方向で見直しを検討していると答えました。
国土交通省では、来年度から予定している河川の再利用指数(フレッシュ度。水道水を取水するまでに上流で何回使われ、排出されたかを示す指数)の算定、地図公開について、対象に長良川を含めるよう求めました。省側は「前向きに検討する」とのべました。
環境省では、汐川干潟(豊橋市・田原町)のラムサール条約登録に全力をつくすよう求めました。
環境省側は「藤前の次は汐川だと考えており、鋭意努力する」と回答しました。万博会場予定地のオオタカ、ハチクマの保護策確立も要望しました。
国交、環境両省には、設楽ダム計画の中止も要求しました。
行動には、中平ますみ知多市議、神野礼子弥富町議と、県議候補の木村えみ(名古屋市北区)、さいとう愛子(同名東区)、ふくの道子(同守山区)、柳田さえ子(同緑区)、小玉あさ子(同中川区)、斎藤ひろむ(豊橋市)、坂林たくみ(瀬戸市)、柳沢けさ美(春日井市)、野村のり子(岡崎市)の各氏も参加しました。