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【02.11.23】イラク攻撃反対の声高く 愛知県民集会に2千人

2002年11月23日 「しんぶん赤旗」

 「イラク攻撃反対!有事法案廃案!11・23愛知県集会」が二十三日、名古屋市の白川公園で開かれ、二千人の参加者が集会、パレードをくりひろげました。(写真)

 さまざまな市民団体や労組、政党では日本共産党、社民党、新社会党が参加する「テロと報復戦争反対、憲法9条を守る愛知実行委員会」が主催。同実行委員会は、昨年の同時テロ・報復戦争を契機に結成され、今回で三回目の共同の大集会です。

 主催者あいさつで成瀬昇実行委員会世話人は「有事法案は修正して成立させることを画策していますが、憲法違反の本質は変わらず、廃案しかありません。アメリカはアフガン攻撃をしたがテロはなくならず広がっています。戦争に大義はありません。アメリカのイラク攻撃に断固反対します」と訴えました。

 日本共産党の八田ひろ子参院議員、社民党の大脇雅子参院議員、新社会党の和田米吉県本部委員長も政党代表として決意を表明しました。

 リレートークに立った新日本婦人の会名古屋・港支部の村瀬美香さん(33)は「戦争で傷つくのは女性や子ども。イラクで同じことが起きようとしています。これ以上犠牲を出さないために、アメリカのイラク攻撃を反対しましょう」と呼びかけました。参加者は「憲法を守ろう」「有事法制廃案」と書いたそろいのゼッケン姿。「イラク攻撃反対、国連憲章守れ」と書いた手づくりののぼりなども手にしてパレードしました。


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