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【02.11.21】阿久比町長選26日告示 「福祉・暮らしへ流れ変えた」 やさしい町政の会 はずむ対話
2002年11月21日 「しんぶん赤旗」
「こちらは『やさしい町政の会』です。石川町政へのご意見、ご要望をお聞かせください」――。愛知県の阿久比町長選(二十六日告示、十二月一日投票)で再選をめざす石川かつら現町長を支援する「人にやさしい阿久比町政をつくる会」の人たちは寸暇を惜しんで電話で町政への意見を聞き、支持を訴えています。同会事務所の電話で支持を訴えていた新美あい子さん(56)は「石川さんの評価は高い」といいます。「この四年間で少しずつ変わってきましたね。学童保育の実現や保育園の延長保育もたすかります」との声も聞かれます。お年寄りから「今まで、町長といえば雲の上の人だったが、石川さんになったら、ゲートボール大会でもどこへでも気軽に来てくれる」と町長が身近になったと喜ぶ声も。
百数十人と電話で話したという花井キハ代さん(75)は「議会を傍聴した人は、石川さんはやさしいけど、しんの強い人。議会で意地悪されても怒ったりしない。さすがだと支持してくれる」といいます。
「前回町長選と違って、今回は相手側のすごい運動の反映を感じます。電話をガチャンと切る人もいます」と新美さん。
石川さんへの支持が強い地元の人たちと電話で話していた女性は「もっと石川さんの宣伝をしたほうがいいよ。他の二人の候補者は家の中まで入ってきて握手していった。石川さんのほうは、ちょっとおとなしいのではと心配してくれる人もいた」といいます。
村上敦子さん(55)は、忙しい保育士の仕事をしながら、これまでに百人以上の人と電話で対話をしてきました。選挙まであとわずか。平日も十本、二十本と電話かけを続けたいと思います」と石川かつら町長再選のため、さっそく電話に向かっていました。
続けてほしい石川町政
阿久比に学童保育をつくる会代表
小田川秀明さん(44)
町民の話を聞いてくれる
職員の心意気も変わった
昨年二月、阿久比町に引っ越しました。当時、町には学童保育所がなく、保育園の年長だった長女の卒園後、放課後の過ごし方をどうするかで切羽詰まっていました。
六月ごろでした。同じ年齢の子どもをもつおかあさんから「学童保育はどう思います」と声をかけられたんです。愛知県学童保育連絡協議会に相談するなど、切実な思いを持った方でした。学童保育をつくるため「力を貸してくれますか」といわれ「もちろん、いっしょにやりましょう」ということになりました。「阿久比町に学童保育をつくる会」ができるきっかけです。
町へのはたらきかけや町議を招いての話し合いを重ねて、石川かつら町長を交え町側とも懇談しました。昨年、つくる会が要望した、小学校一〜二年生、保育園の年長クラスの父母を対象にしたアンケートは町がすぐ実施して、多くの父母が学童保育があれば「参加したい」と答えています。
現在、町内の学童保育所は、民間委託の施設が一カ所と町営の施設が一カ所あり、十四人の子どもたちが過ごしています。町政が福祉充実の方向をめざすのか、めざさないのか。住民にとっては大きな問題です。石川かつら町長になって、町民の話を聞いてくれる町政のおかげで、役場の職員の心意気も変化したのではないでしょうか。担当職員の尽力に感謝しています。
石川町政への要求はたくさんありますが、一期目は土台作りだと思います。福祉充実の道を進む阿久比町に住み続けたい。そのためにも、石川町政が続いてほしいですね。