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【02.11.07】手取り合う仲間と共に 名古屋でパート・臨時の元気の出る集会

2002年11月7日 「しんぶん赤旗」

<写真>パートの労働条件の経験を話す中島さん=4日、名古屋市・労働会館

 愛知県の第八回パート・臨時の元気の出る集会が四日、名古屋市熱田区の労働会館で開かれ、八十一人が参加しました。めいきん生協パート部会、建交労保育パート支部、愛労連と、福祉保育労パート部会で作る実行委員会が開いたもの。

 労組を結成して正職員との賃金格差是正などをかちとった富山県厚生連職員労組の中島陽子書記次長が講演し、労組結成と当局交渉の経過を感動的に紹介。「月給制になり連休も安心して休める。何もしなかったら何も変わらない。手を取り合う仲間がいて良かった」と語りました。

 発言で、組合結成二十七年の名古屋市立保育園嘱託職員で作る建交労保育パート部会は、一方的に解雇しないこと、年功加算賃金など多くの成果を勝ち取ったことや、保育士、職員の約半数が臨時、嘱託の実態を紹介、「嘱託職員なしでは成り立たない」と訴えました。安城市のヘルパーは「利用者の入院などで急に休業になったりで毎月の収入が不安定。一人で仕事するので悩みも多く、労組で交流できる。研修も開いている」と発言しました。

 愛労連の榑松佐一事務局長は「全労働者に占めるパート・臨時は四分の一をこえるが、労組加入は2%。愛労連としてもパート問題改善の運動をさらに進めたい」と話しました。


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