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【02.10.27】“福祉予算削らないで”愛知の障害者訴え
2002年10月27日 「しんぶん赤旗」
「福祉予算削るな」「福祉を金もうけにするな」と愛知県内の障害者・保育団体、労働組合などは二十七日、名古屋市東区の栄公園で県民集会を開き、五百人が参加しました。 (写真)
愛知県による四年連続の民間社会福祉施設への補助金の大幅カット、名古屋市の予算編成のトップダウン方式と補助金カット、支援費制度にともなう問題などに対し、福祉予算拡充、国や自治体に公的責任を果たさせることを訴えました。
小川春水実行委員長は「名古屋市は職員、市民サービスを犠牲にして万博、空港を推進している」と批判。名古屋市職員労働組合の役員は「市の行政評価では福祉手当などのほとんどがCランク(事業規模・内容の見直しの検討)。地方自治体の役割を投げ捨てるやり方だ」と訴えました。
県の補助金カットで補助金がゼロになった共同保育所、親の就労や学校五日制の実態に合わない補助しかない学童保育所、親の大変な努力で運営する障害者共同作業所、敬老パス切り捨てに反対する年金者からの切実な訴えが続きました。