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【02.10.28】夫婦別姓前進へ共同を 名古屋でシンポ 八田参院議員ら発言
2002年10月28日 「しんぶん赤旗」
日本共産党県委員会と同県女性後援会は二十六日、名古屋市中区の市女性会館で「選択的夫婦別姓を考えるシンポジウム」を開きました。
四人のパネリストが報告。加藤美代さん(弁護士)は「世界的に見れば夫婦が同じ氏を名乗ることを義務付けているのは日本だけ。外国は別の氏を名乗ったり、重ねたりしているところが多い」、安川寿之輔さん(名大名誉教授)は「選択による夫婦別姓は氏を選ぶ自由であり当然」、夫婦別姓で事実婚をしている保育士の女性は「子どもが生まれたときには、いったん改姓し、また元に戻した」と発言しました。「 八田ひろ子さん(日本共産党参院議員)は「夫婦同氏は明治時代に天皇制を強制するためにおこなわれたもの。名前は人格権、民法改正が求められており少しでも前進するように共同を広げてい きたい」と語りました。
参加者からは「通称を使用しているが、役所や銀行などでは戸籍名を使わなければならず、不便」などの発言が出されました。