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【02.10.28】許すなイラク攻撃・有事法制
2002年10月28日 「しんぶん赤旗」
愛知県原水協が「ど真ん中宣伝」
国連軍縮週間中の二十六日、原水爆禁止愛知県協議会は名古屋市中区栄のバスターミナル前で、イラクへの武力行使・有事法制ノー、許すな核使用・核兵器廃絶を訴える「名古屋ど真ん中宣伝」をしました。
マイクをとった木戸大(はじめ)名古屋市原爆被爆者の会会長は「広島や長崎に原爆を落としたアメリカがいま、イラクへの核兵器を含む軍事攻撃をしようとしている。私たちのような被爆者は二度とつくってはならない」と力をこめて訴えました。また、さきごろ国連とアメリカの平和運動と交流ツアーに参加した名古屋学院大学の学生から、国連アメリカ代表部を訪問した際、イラクへの武力行使を否定しない様子が報告されました。
「核兵器の使用を許さず、核兵器全面禁止・廃絶を要求する」署名と有事法制反対の請願署名には、とくに年配者から大きな反響がありました。
名古屋・名南学区でピースウォーク集会
ブッシュさんイラク攻撃やめなさい、小泉さん有事法制取り下げなさい――。名古屋市南区の名南中学校区の住民による「有事法制三法案の廃案を求める名南学区共同行動実行委員会」主催のピースウオーク集会が二十六日午後、同学区内の源兵衛公園で開かれ、二十余人が平和を訴え町内を歩きました。
同実行委員会はことしの春に誕生。毎週水曜日に勉強会を開き、「百人アピール」などに取り組んできました。屋外集会は三回目です。
集会では九十歳の日本共産党員も発言。視力障害者の足立義久さん(62)は「有事法案は学習すればするほど悪法だと分かった。戦争になれば障害者が一番悲惨な立場になるし、障害者も増える。なんとしても廃案にしなければ」と話しました。
解散地点の南区公害病患者と家族の会事務所前では瀬古由起子衆院議員、林信敏愛知県議もかけつけ激励しました。