HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >

【02.10.26】革新県政の会が県知事選勝利へ基本政策 異常な開発優先にメス 愛知でも地方政治転換を

2002年10月26日 「しんぶん赤旗」

<写真>知事選勝利にむけた基本政策(案)を報告する同会の伊豆原直・政策委員長=24日、名古屋市

 愛知県の革新県政の会は二十四日、名古屋市熱田区の労働会館で、臨時総会を開きました。来年二月の県知事選勝利に向けて、「万博・空港など大型開発優先にメスを入れ、長野につづいて愛知を変えよう」とする基本政策(案)や活動方針を確認しました。

 基本政策(案)は「三つの柱、十項目の政策」からなり、愛知県政の現状と改革の基本方向として(1)万博・空港などの大型開発で県財政はパンク状態(2)福祉、暮らし、教育切り捨ての冷たい県政(3)税金の使い方の「逆立ち」を変えれば、くらしは充実できると示しています。

 羽根克明事務局長が活動方針を報告し、県知事選の意義について(1)小泉「構造改革」の激痛から国民・県民の暮らしを守る(2)神田愛知県政の異常な開発優先主義を転換し、自治体本来の役割を取り戻す(3)革新・民主の県政実現で、長野、徳島など全国で起きつつある地方政治転換の流れをこの愛知でも実現する――を強調しました。

 羽根事務局長はすべての地域、分野・階層での連絡会確立と「万博中止、暮らしと福祉の充実を」の署名運動や共同の申し入れ活動を呼びかけました。候補者問題では、四年前の日本共産党を含む革新県政の会と市民グループの共同の到達点を土台に、要求で一致する団体との共同をさらに広げ、幅広く支持される候補者の擁立をめざすと報告しました。

 革新県政の会との共同をめざす市民グループの影山健氏が連帯のあいさつをしました。

 参加者からは万博、空港優先、県民生活切り捨ての神田県政へ県民の怒りの広がり、神田支持勢力内部から批判が起きているなどの発言がされました。


▲ このページの先頭にもどる