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【02.10.20】小泉「改革」から経営守る 佐々木衆院議員が「緊急要求」強調

2002年10月20日 「しんぶん赤旗」

<写真>講演する佐々木憲昭衆院議員と参加者=19日、名古屋市・愛知県産業貿易会館

 中部政経懇談会は十九日、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員を招き、名古屋市中区の愛知県産業貿易館で「地域金融と中小企業」をテーマに集いを開きました。同懇談会は、経済、社会の民主的発展を願う中小企業経営者の団体です。

 佐々木氏は、日本経済の現状、小泉内閣の経済政策、不良債権処理、信金・信組破たん、日本共産党の発表した「地域金融活性化法案」と「深刻な経済危機から国民の暮らしを守るための四つの緊急要求」などについて一時間半に渡って講演しました。個人消費を増やさなければ経済の回復はないのに、小泉内閣は医療改悪や不良債権処理など、国民や中小企業を苦しめる政策をすすめ、いっそう経済を悪化させていることをくわしく論じました。

 佐々木氏は「小泉内閣のデフレ加速、推進政策を根本的に変えるためにたたかっていきたい。そのためにも、現在の国民の共通の要望を掲げた『四つの緊急要求』実現に全力をあげていきたい」と決意を語りました。

 参加者からは、「毎日支払いに二百万円必要で、銀行の出方に不安がいっぱいだ。銀行が不良債権処理を強行におこなえば、まわりの同業者三分の一がつぶれてしまうという話もある」「中国、アジア経済の発展と日本の関係はどうあるべきなのか」などの発言や質問が出されました。


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