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【02.10.11】県議会が少人数学級へ意見書 きしの県議は定数条例案に反対討論

2002年10月11日 「しんぶん赤旗」

 愛知県議会は十日、少人数学級の実施についての意見書などを可決し、閉会しました。

 日本共産党県議団のきしの知子県議(団長)は議員定数条例改正案について反対討論しました。

 きしの県議は北設楽郡と南設楽郡の特例区の廃止・合区は、最大格差の是正、長年の懸案の解決で評価すると述べつつ、改正案が十五通りの逆転区解消に手をつけず総定数を減らすという県民の投票価値の不平等をなくすにはほど遠いものと指摘しました。

 「市町村合併の推進」「高速道路を始めとする道路整備、道路特定財源の確保」の二つの意見書については、堀一、林信敏両県議がそれぞれ、「国が推進する市町村合併は国による押し付け、誘導、『自治体リストラ』、大型開発の効率的推進を狙うもの」「不採算と赤字が問題の高速道路建設を求めるもの」と反対討論しました。

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