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【02.10.02】県議会 きしの議員が県民生活支援を要求 万博・空港見直しで

2002年10月2日 「しんぶん赤旗」

 愛知県議会本会議で二十六日、日本共産党のきしの知子県議が一般質問にたち来春実施の次期知事選に出馬表明した神田真秋知事のこれまでの県政についてただしました。

 きしの議員は、神田県政は万博、空港などの大型開発にまい進し、四年間で八千二百三十三億円の県の借金を増やし、県債残高は四兆円をこえたにもかかわらず、さらに「臨空都市」「国際自動車特区」などを推進しようとしていると批判。「行革」で私学助成、敬老金、福祉手当の一部の削減など県民の暮らしを削り、一万人を超える特別養護老人ホーム待機者、高校進学率、県民一人当たりの教育行政費は全国最下位クラスなどの実態をあげ、「県民の声に聞き耳を立て、くらし全般をサポートするべきだ」と指摘しました。また、万博、空港をやめれば〇三年度以後で一千百三十三億円を節約でき、三十人学級、消防ポンプ車増車、就学前までの乳幼児医療費無料化が実現できるとのべ、万博、空港を中止して福祉、環境、暮らしに予算を振り向けることを求めました。

 一宮市千秋町の循環バス運行については、路線存続・廃止決定への住民参加、コミュニティーバス事業への補助の充実、敬老パスを求めました。

 神田知事は万博をやめる考えのないことを改めて表明しました。

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