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【02.10.03】来年4月実施・介護保険料引上げ中止を 参院決算委で八田議員「利用抑制広げる」
2002年10月3日 「しんぶん赤旗」
2日の参院決算委員会で日本共産党の八田ひろ子議員は、来年4月実施予定の介護保険料引上げについて、坂口厚労相にたいし「こんなに高くしてもいいと思っているのか」とただしました。
介護保険のうち、65歳以上の加入者が負担する保険料の見直しは各市町村で検討中です。厚労省調査によると、一人あたりの全国平均は月額3241円、11%の引き上げが見込まれています。
八田議員は「相当数の自治体が(月額保険料は)5000円以上になる」とのべ、「現行でも大変な事態で、経済的理由から(介護サービスの)利用抑制がすすんだ」と指摘。所得税非課税世帯を対象に実施してきた訪問介護(ホームヘルプ)利用料の軽減措置(10%負担を3%負担とする経過措置)を来年度から6%負担に倍加させる国の計画に対し、「自治体の独自の減免措置にも影響する。やめるべきだ」と中止を求めました。