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【02.09.30】障害者支援、水害対策急げ 名古屋市議会でわしの議員が要求

2002年9月30日 「しんぶん赤旗」

 名古屋市議会の本会議で二十六日、日本共産党のわしの恵子議員が議案外質問に立ちました。

 わしの議員は障害者の福祉サービスが支援費制度に変更することに伴い、利用料の現行水準の維持、「成年後見制度」への援助、サービス基盤整備などについて市の考えをただしました。

 市側は、費用負担が困難な人の成年後見制度の利用への経費の助成、グループホーム等へのヘルパーの派遣を検討すると答えました。

 わしの議員は、東海豪雨から二年、新川の決壊現場の五百メートル上流で堤防の亀裂が見つかり住民が不安になっていることや、名古屋市など十九市町が二〇〇五年までに雨水貯留管などを整備する「新川流域対策緊急五か年計画」の実施状況が遅れている自治体があると指摘。同市も五か年計画の対策量十一万三千二百五十トンに対し、二年間で七千五百五十トンの計画になっていることもあげ、全市町で事業がきちんと行われるよう求めました。

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