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【02.09.25】自然破壊、ムダ遣いノー 東三河の会が脱設楽ダム署名訴え

2002年9月25日 「しんぶん赤旗」

<写真>「脱設楽ダム署名」を呼びかける「東三河の会」の人たち=23日、豊橋駅前

 愛知県の「設楽ダムと環境を考える東三河の会」(高橋正会長)は二十三日夕、豊橋市の豊橋駅前で「脱設楽ダム署名」に取り組みました。

 愛知県議会議長あての「設楽ダム計画の膨大な浪費と環境破壊に反対し、過大な水需要予測の見直しを求める請願署名」で、ダム建設予定地に生息する天然記念物のネコギギやクマタカなど希少動物に悪影響を起こさないことも求めています。

 田中邦利事務局長らが「二千億円もの税金をつかって、自然破壊だけでなく大変なむだ遣いになる」と訴え、署名を呼びかけました。駅前広場を通行する人たちが次つぎと足をとめ、一時間で七十六人が署名しました。

 署名した豊橋市の山本マリ子さん(59)は「子どもたちの時代に緑や貴重な自然を残したい」といいます。豊川市の高校二年の女生徒は「希少な動物が絶滅する危険性がある。自然の食物連鎖が変ってしまうと、やがて人間にも影響があって、怖いなと思う」と話していました。


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