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【02.08.26】教師・父母ら140人参加 愛知で教育集会

2002年9月2日 「しんぶん赤旗」

<写真>講演する小滝一志さん(中央)=8月25日、名古屋市

 第21回あいち教育大集会(主催・愛知県民間教育研究団体連絡協議会など)が、「子どもとおとなの信頼関係をきずく」をテーマに、8月25、26の両日、名古屋市熱田区の名古屋情報メディア専門学校で開かれました。小中学校教師、研究者、父母らが、教育問題や、教育実践などについて交流するもので、二日間で140人が参加しました。

 25日の開会報告で井深雄二同協議会会長は、教育基本法見直しをめぐる情勢にふれ、改悪を許さない取り組みを訴えました。

 元NHK「中学生日記」制作ディレクターの小滝一志さんが、「生徒の声から聞き取ったこと―『中学生日記』制作体験から―」と題して講演。「中学生たちは、話し合いたいことがたくさんあるが、話し合いの場の経験も不足しているのではないか」などと問題を投げかけました。

 26日午後は「基礎学力を考える」をテーマにシンポジウムが開かれました。

 「不況などを反映した家庭の崩壊が子どもの荒れを招き、授業も成り立たなくなっている。このなかでどの子にも学力をつけるのはどうしたらいいのか」「学力低下のデータはない。学びの意欲の減退、逃避のほうが問題ではないか」など、教育現場が抱える様ざまな問題が出され、打開に向けた発言の交流が続きました。


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