HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >
【02.08.27】幹線道路の自動車騒音 環境基準達成は65% 愛知県が発表
2002年8月31日 「しんぶん赤旗」
愛知県は27日、幹線道路の自動車、新幹線、航空機の、騒音などの2001年度調査結果を明らかにしました。
自動車騒音では、調査対象の主要幹線道路93区間(総延長323.5キロメートル)の全戸50923戸中、環境基準(幹線道路沿い所定の近接空間で昼間70デシベル以下、夜間65デシベル以下など)をクリアしたのは65.4%、3333戸にとどまりました。
もっとも騒音がひどかったのは国道1号線豊橋市下地町で、夜間が地下鉄車内並みの80デシベルでした。
新幹線騒音は、調査72地点中、環境基準(各種住居専用、住居地域などで70デシベル以下、商業、工業地域などで75デシベル以下)達成は45地点、62.5%で、前年より3地点減りました。もっともやかましかったのは、尾西市明地、清洲町大字清洲、西尾市上羽角町で、いずれも74デシベルでした。
航空機騒音は、春日井市味美(あじよし)西本町、名古屋市北区如意町三など空港近接五カ所の常時観測地点では、いずれも環境基準(住居地域で70デシベル以下など)以下でした。もっとも悪いのが小牧市外堀二の85デシベルでした。短期観測では、春日井市味美白山町一の79デシベルが最悪。