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【02.08.23】愛知の旧碧海郡5市「合併反対」は73% 碧南市がアンケート
2002年8月23日 「しんぶん赤旗」
愛知県碧南市はこのほど、さきに実施した旧碧海郡5市(同市と、安城市、刈谷市、知立市、高浜市)の合併問題についてのアンケート結果を発表しましたが、合併反対が7割を超える結果になりました。
碧海5市の合併をめぐって、これを推進する市民グループから各市に合併協議会の設置を求める直接請求が起こされ、各市ではこれを審議する議会を今後開きますが、アンケート結果がどのように影響するのか注目されます。
アンケートは7月22日から8月5日に実施。選挙人名簿から15分の1を無作為抽出した3425人を対象に実施し、2002人が回答しました。
このうち、合併の賛否では、「反対」が42.4%、「どちらかといえば反対」が30.7%もあり、あわせて73%を超えました。「賛成」は6.7%、「どちらかといえば賛成」は9.2%しかありませんでした。
「反対」「どちらかといえば反対」の理由(3つまで複数回答)では、「現状の生活環境に不満はなく、必要と感じない」が21.5%、「豊かな市の財政が、ほかの地域で使われてしまう」が20.4%、「合併しても、新市の中心地とならず、この地域はむしろさびれる」が15.9%で突出。「市役所(手続き窓口)が遠くなり不便になる」9・4%、「くるくるバス(しない巡回バス)が有料になるなど、行政サービスが低下する」7.9%などが続きました。