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【02.08.19】篠島をきしの県議ら調査 漁港の予定地 強風で不向き

2002年8月19日 「しんぶん赤旗」

<写真>新漁港予定地(後方)を調査する、きしの県議=南知多町・篠島

 愛知県南知多町の離島、篠島で、国定公園の中にムダな漁港が建設されようとしているとの話を受け、日本共産党の、きしの知子県議と渡辺和男町議はこのほど、現地調査しました。

 県知多建設事務所職員から説明を受けました。漁港は三河湾国定公園に指定された島南部の自然海岸に計画。埋め立て、防波堤、船着場、加工場などの建設に約26億円がつぎ込まれる予定です。

 現地は冬から春にかけては強風のため、漁港ができても使えないといわれています。同湾でワカメを養殖する漁師は「何が作られるのか知らない」と話しています。きしの県議は県職員に加工場や漁師にきちんと説明し、声をよく聞くよう要望しました。

 渡辺町議は師崎、豊浜両漁港の整備事業とともに町負担が3億8500万円になるにもかかわらず、町議会に事前の説明がないことや、支所、保育所、離島の学校給食調理場が廃止される一方で、このような漁港整備のやり方は問題があると話していました。


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