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【02.08.09】<名古屋・南>工場の発がん物質・車の排ガスなど有害化学物質の排出規制を 八田参院議員ら党議員が市長に申入れ
2002年8月14日 「しんぶん赤旗」
<写真>有害化学物質の汚染防止を申し入れる(左から)林、八田、村瀬の各氏=9日、名古屋市
日本共産党名古屋市南区委員会と村瀬たつじ市議、林信敏県議は9日、松原武久市長に対し、有害化学物質による大気汚染防止を申し入れました。
2001年度の大気汚染調査で、化学工場が多く、国道23号線に近い同区白水小学校の測定局ではベンゼン、アクリロニトリルなど発ガン性が指摘される有害物質が高い数値で検出されました。
ベンゼンは環境基準を超え、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンも環境基準未満とはいえ県内最高値を検出、環境基準が未設定のアクリロニトリルも国内有数の高い数値になりました。
申し入れでは県議会での林県議の質問で東レがアクリロニトリルを使用していることが明らかになったことを指摘。東レや近隣化学工場の有害化学物質の使用状況、大気中への放出状況を明らかにし、排出防止を指導することやベンゼンの主要発生源の自動車の交通量規制を申し入れました。
八田ひろ子参院議員も同席しました。