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【02.07.23】高浜、豊橋で入札改善 共産党の活動みのる 予定価格公表の枠広がる
2002年7月23日 「しんぶん赤旗」
地方自治体の公共事業の入札制度改善の取り組みが各地で進んでいます。愛知県の高浜市、豊橋市でも最近新たな前進の動きがありました。
高浜市は、7月から建設工事について、設計金額130万円から9000万円未満(土木・建築、水道・管の場合。造園は5000万円未満、電気は2500万円未満)のものを、これまでの指名競争入札から、予定価格を事前公表した条件付一般競争入札に変えた制度を試行させました。
9000万円以上の土木・建築工事は、すでに1999年から予定価格事前公表の制限付一般競争入札制度を導入しています。これにより、同市の建設工事は、特殊なものを除き指名競争入札はなくなり、予定価格もすべて公表されることになりました。
毎週月曜日にこの入札予定の公告をすることになり、8日からは、予定価格も明らかにしたその内容がインターネットのホームページ上でも見ることができるようになりました。
豊橋市では、建設工事の制限付一般競争入札で予定価格1億5000万円以上のものは、すべて予定価格を事前公表する制度を今年度から試行し、このほど6件の入札結果が明らかになりました。
落札価格と予定価格の比の最低は、新総合福祉センター(仮称)電気工事で67.0%(予定価格4億7774万5000円。落札価格3億2014万5000円)でした。最高は96.9%で、その他に90%台二件、80%台、70%台が各1件でした。
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両市とも、日本共産党市議団が、入札の透明性や公平性を求めて、改善をの提言や主張をしてきましたが、それらの活動が実りました。