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【02.07.19】宗教者・市民がつどい 有事法制に危機感――信仰の違い超え行動を

2002年7月22日 「しんぶん赤旗」

 信仰の違いを越えて宗教者が平和のために力を合わせようと結成された「平和を求める愛知宗教者の集い」が19日、名古屋市中区の名古屋YWCAで、「宗教者としての平和への願い――いのちの輝きとこころの平和を求めて」をテーマにフォーラムを開きました。宗教者、市民など40人が参加しました。 (写真)

 石川勇吉氏(真宗大谷派報恩寺住職)が司会。狩浦正義(カトリック豊橋教会主任司祭)、中村紀子(名古屋YWCA総幹事)、服部即明(日蓮宗竜泉寺住職)、広瀬務(真宗大谷派僧侶)、マシュード・アハマド・サッヤド(生物学者、パキスタンからの留学)、松本晋(日本聖公会中部教区人権問題担当)の各氏が、それぞれ宗教者としての平和のための活動への考え、実践などを語りました。

 先の戦争に宗教者が協力した問題や、戦後の教団の反省にもふれ、現在の有事法制の動きなどに宗教者は危機感を持って行動すべきではないかと問題を提起する人もいました。

 この間の活動について、うのていを氏(カトリック布池教会信徒)が、県内宗教者800人に有事法制に反対する「訴え」賛同を呼びかけ、78人から賛同が寄せられたこと、「訴え」を小泉首相や県内自治体首長、県議ら300人に送付したことなどを報告しました。


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