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【02.07.16】タケヤマは不当解雇撤回を 全印総連がデモ
2002年7月18日 「しんぶん赤旗」
<写真>タケヤマの不当解雇撤回を訴える労働者
名古屋市中村区に本社を置く印刷会社、タケヤマ(竹山佳伸社長)は伊藤祐之さん(42)の不当解雇を撤回せよと、全国印刷出版産業労働組合総連合会愛知地方連合会(全印総連愛知地連、田中知通委員長)は16日、中村区で集会を開き、本社までデモ行進しました。愛知地連は会社側に団交再開と解雇撤回を求める要望書を手渡しました。
タケヤマは昨年、伊藤さん(津島工場勤務)に東京配転を命じ、家族の事情などで伊藤さんがこれを拒否し、撤回を求める団交に取り組むと、「有給消化」を理由に「懲戒解雇」を通知してきました。
伊藤さんは生産トップ、ユーザーからの苦情もない優秀なオペレーターで、タケヤマ勤労組合の役員でした。名古屋地裁に地位保全の仮処分申請を行い、7月中にも決定が出される見通しです。
会社は伊藤さんを支援する勤労組合役員のボーナスカット、組合選挙への介入もしています。
伊藤さんは「会社の言い分どおりになったら気に入らない社員は辞めさせられる。多くの労働者の支援でここまで来れた」と話しています。
集会とデモ行進には100人が参加し、愛知県内で定期大会を開いていた全印総連も特別決議をあげ、碓井邦夫委員長らも参加しました。