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【02.06.20】渥美3町の合併問題 共産党、各町長と懇談
2002年6月22日 「しんぶん赤旗」
<写真>白井孝一田原町長(右側手前)と懇談する掘一県議(立っている人)、林信敏県議(その左)ら=20日午後、愛知県・田原町役場
日本共産党の林信敏、掘一両愛知県議と佐々木朗党県常任委員は20日、3町の合併問題で揺れる田原町、赤羽根町、渥美町を訪ね、白井孝一(田原町)、大羽義一(赤羽根町)、山本道雄(渥美町)の各町長と懇談しました。
3町は来年1月目標に合併の取り組みを推進していますが、ここにきて新市名、合併後の議員の扱いなどをめぐって合意ができず、合併協議会が開かれないなど、きしんでいます。
3町長からは、「将来を見ると大きな社会のメリットになる。合併しなければ全体の大きなうねりに置いていかれるのではないか。これからの社会のすう勢になると思う」(白井田原町長)、「合併しなかった場合、財政的にこのまま町がやっていけるのか」(大羽赤羽根町長)、「新市建設計画は、3町のそれぞれの財政で10年計画をつくっており、合併ビジョンから考えると格差が出るが、合併すれば現実として別の計画に変わる可能性もあり、それに期待している」(山本渥美町長)などの考えが示されました。
林氏らは、国や県の押し付け合併には反対、あくまで住民の意思を尊重という、党のこの問題での立場を説明するとともに、合併によるメリットやデメリットについての考えなどを聞きました。
各懇談には、党町議の河辺正男(田原町)、鈴木信次(赤羽根町)、小瀬勝弘(渥美町)の各氏もそれぞれ参加しました。