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【02.06.21】鈴木議員逮捕で問われる 「ムネオ・マネー」を受け取った政治家

2002年6月21日 「しんぶん赤旗」

 数々の疑惑が指摘されてきた鈴木宗男衆院議員が、あっせん収賄容疑で逮捕されたことで、「ムネオ・マネー」を受け取った58人の自民党、公明党の国会議員たちの政治的・道義的責任も改めて問われます。

 東海地方関係では、大村秀章衆院議員(愛知13区)など5人で、いずれも橋本派です。(表参照

 総理総裁を目指し、将来の「鈴木派」結成も視野に入れて、カネをばらまいた鈴木氏から巨額なカネを受け取った議員たちは、鈴木氏の「子分」となることを誓ったも同然。しかも、そのカネの原資は、公共事業や北方四島支援事業などに、不正な口利きを行って得た対価です。ムネオ・マネーを受け取った政治家は、鈴木氏とどういう関係だったのか、きちんと説明する義務があります。

 「ムネオ・マネー」を受け取った政治家たち
大村 秀章 (愛知13区) 1100万円
木村 隆秀 (比例東海)  1000万円
棚橋 泰文 (岐阜2区)   510万円
山下 善彦 (参院静岡)   300万円
倉田 雅年 (比例東海)    50万円
《注》鈴木宗男衆院議員が支部長を務めた自民党北海道第13支部と、同議員の資金管理団体「21世紀政策研究会」の政治資金収支報告書(1998年〜2000年)から作成

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