HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >
【02.06.13】名古屋法律事務所友の会 コントで廃案訴え やぶ(ブッシュ)から棒で国民と平和憲法をたたく有事“法”だ
2002年6月13日 「しんぶん赤旗」
<写真>「こわいずみソーリ」を熱演する松本篤周弁護士(右)と石原愛子さん(左)=13日、名古屋市
名古屋法律事務所友の会が13日夜、名古屋駅前の愛知県中小企業センターで「有事法制の問題点を語る集い」を開きました。コント、講演、戦争体験者の証。60人の参加者は、爆笑、そして真剣に、有事法制廃案への思いを固め合いました。
有事法制の本質を笑いでずばり紹介するコント「独占インタビュー こわいずみが吠える」を演じたのは、弁護士の松本篤周さん(48)と、商社勤務の石原愛子さん(49)。
インタビュアーの石原さん「ソーリ、ソーリ、ソーリ。有事法制って“やぶから棒”ではないですか」
こわいずみ首相の松本さん「君はいいこというね。やぶは英語でブッシュ。棒は、国民と平和憲法をたたく有事“法”だよ」
石原さん「有事法制の出どこは、やぶから棒のブッシュ大統領だったんですね」
熱演に爆笑の渦。おひねりも飛び交いました。
瀬戸市の中野正さん(77)は、敗戦が決まった1945年8月15日に、旧ソ連軍とたたかった体験を語りました。
「人生であれほど悲しいことはなかった」と語る中野さん。「戦前も兵役法などがどんどん改悪されていきました。有事法制も、具体的な内容は後で決めるという、同じ危険を感じます」といいます。