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【02.06.13】有事法制、メディア規制法は死活問題 愛知の文化関係者108氏がアピール
2002年6月15日 「しんぶん赤旗」
平和と言論の自由は人間の営みの基本であり、文化芸術活動の生命です――愛知県で文化、芸術活動に携わっている人たちが13日、有事法制とメディア規正関連法に反対するアピールを発表しました。108人が賛同を寄せています。
宇都宮吉輝氏(名古屋演劇鑑賞会)など16氏が呼びかかけていたもの。宇都宮氏と、わかこうじ(活動映画弁士)、栗木英章(劇作家)、若尾真理子(声楽家)の呼びかけ人各氏が県庁内で記者会見をしました。栗木氏は「文化関係者が何かしようと話し合い、一週間足らずで108人から賛同を得ました。有事法制やメディア規制法ができたら創造の自由・発表の自由が奪われ、文化にとっては死活の問題です。賛同を引き続き広げたい。総理大臣にも届けたい」と語りました。
アピールには、関山三喜夫氏(舞踏家)、山田昌氏(俳優)、天野鎮雄氏(同)、高橋昭弘氏(合唱指揮者)、原田嘉美子氏(伝統芸能)などの各氏、演劇、音楽、文学、美術など、芸術・文化の各分野で活動する人たちが賛同を寄せています。