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【02.06.09】一宮で町づくりシンポ 党地区委が主催 八田議員、市課長ら発言
2002年6月11日 「しんぶん赤旗」
地場産業の毛織産業の不振、不況と大型店進出に苦しむ中心商店街――。9日、愛知県一宮市内で「一宮よいとこ町づくりシンポ」が開かれました。主催は日本共産党一宮尾北地区委員会。20数人というミニシンポでしたが、朝市で商店街活性化に取り組んでいる人たちなども参加し、それぞれの思いを語り合いました。
パネリストとして、市の経済振興課長、日本共産党の八田ひろ子参院議員、きしの知子県議が発言。
地域、商店街の活性化にふれた八田参院議員は「成功しているところは地域住民主体のまちづくりになっており、市民の意欲を引き出している」と指摘。きしの県議は、県の今年度商工予算が、地場産業重視といいながら地場産業振興対策はわずか5977万円しかなく、内、繊維は2955万円なのに、中部国際空港関連埋立事業費には386億円も投入することなどをあげ、政策の転換の必要性を訴えました。
参加者からは、「朝市は近くの人がきて社交場になっている。同じ人が同じ時間にきて、こないとどうしたと心配する」「不況でこうなると分かっているのに、行政の指導はありきたり。(一宮の町は)気づいたら裸の王様になっている」などの声が出されました。